明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年12月25日から1月3日まで静岡県青年の船の実行委員長として行って来ました!毎年、年末年始に行われている事業も今回で40回目。第1回は青年海洋大学という事業名で沖縄にパスポートを持って行ったと聞きます。歴史ある事業です。
今回も全員無事に帰ってこれて良かったです。前回とは違い停泊することなく船も順調に航海できたので安心でした。
12月25日 新幹線で、乗車する各駅ごとに集合して乗り換えながら新神戸駅に向かいました。神戸では雨が降っていて先行き不安かと思いましたが、港に着く頃には、すっかり止んで陽射しが見えてきました。
その影響により、港のロビーから外を眺めると、そこには虹が出ていてとても綺麗でした。
船は24時出航のはずが、20時頃には動きだしていました。船内では研修をやったりパーティーがあり実行委員長としてなのかなんなのか分かりませんが、歌を歌うことになり、海雪を観客がたくさんいる前で熱唱しました。
中国では、天津港から清華大学に向かう高速道路が雪のため通行不可で急遽、途中から新幹線を使うことになりました。開通したばかりで中も新しく、広かったです。お水を配ってくれるサービスもありました。
大学に着いてから班別課題研修という班単位で研修生だけで掲げた目標を達成するよう調べてくるプログラムに中国の学生さんも付いてくれることになり大きな力となったと思います。
以前からその依頼はしてあったのですが、学生さんにとってはその日は普通に授業のある日。このために特別に許可をもらって来てくれたんです。そしてどの班も無事、時間内で帰ってこれました。その後、テストがあるから終ったらまた来ます。といって教室に戻った学生さんもいます。
とてもありがたかったです。そして、シンポジウムの講師の先生が急遽にも関わらず、引き受けてくれてしかも、日本人の先生だったのでかなり助かりました。この時間は日本と中国の生活の様子を知ることが出来たと思います。
そして、万里の長城・天安門広場・故宮を見て回り、時間のある研修生は景山公園にも行って故宮を上から眺めたようです。正直、自分も景山公園行きたかった(T_T)
そして、飛行機で青島へ移動。青島では、小魚山公園と桟橋に行ったり外を歩くことが多かったのですが、寒波が来ていて風は吹くわで、とても寒い思いをしました。しかも手袋を忘れてしまったので、手が痛さを越して感覚が鈍くなってました。青島は、周辺に見て回れる所が近くに幾つもあるし海沿いの街なので、小魚山公園の塔から眺める景色は、とても綺麗でした。
その日の夜は、交流の時間やカウントダウンパーティーで海洋大学の学生さんとレクリエーション、餃子作り、紅白歌合戦をやってカウントダウンということで、打合せや準備等行なっていました。
ちょうどカラオケの調整中の時に自分は、会場から外へ歩いていましたが突然、電気が消えて停電になってしまいました。このまま、開始時間になってしまうのか復旧するのかドキドキでした。幸い時間より前に復旧しました。
学生さんとは、この時間を通して1つになれたと思います。最後には「朋友」を歌って研修生のアーチで学生さんを見送りました。次の日は砲台跡の基地を見に行ってビール工場見学。お昼を食べて青島港を目指します。
帰りの船は、結構大きい船だけど揺れてました。それでも自分は耐えられるくらいの揺れでしたが、研修生の中には船酔いの人も出ました。アンビシャスパーティーでは涙する場面もあり、改めて仲間の繋がりが深くなったんじゃないかと思います。
そして無事に下関について、そこには静岡から出迎えに来てくれた多くの人たちがいて凄くありがたかったです。帰着式をやったロビーでスタッフも交えてお礼を言っていたり、涙を流していたり。これからも、それぐらい強い繋がりを持っていられたら良いなぁ~と思いました。
研修生どうしが船内の研修で、1つのテーマについて話し合ったり、自分の事を話したり、相手の話を聞いたりする中で、つながりを深めてそれぞれが違う環境で生きてきたから、自分とは全然違う考えを持っていたり、同じ考えだったりいろんな事を感じたと思います。
また、研修生たちが班で課題を作り協力して達成していこうとする時間は仲間の大切さや協力することの重要性を知り、中国の史跡見学や学生さんたちとの交流で、互いの国を理解し視野の拡大にもつながったと思います。
そして船全体の研修の中で、それぞれが自然と何かしらの役割を持ち自分なりに考えるリーダーシップを発揮できたのではないかと思います。
これからの時代を担っていく青年が、改めて楽しさの中にも真剣さがあるような集団生活の場に参加することが大切なんじゃないかと思います。まだ事後研修があるので、そこでまたもうひと頑張りします!